ビバ!オタク

kaerutosora2005-03-24

寒いですなあ。毎日毎日、冬と春がせめぎあって、今日も冬が勝ってしまったという感じ。ここんとこ勝ったり負けたりのいい勝負が続いていますが、いい勝負なんて見たくないから、春よ、並ぶまもなく抜きさっておくれ!
ところで、昨日の夜、相方が『監督不行届』という本を買ってきた。「おもしろいから読みなさい」と。オタクの素質満点の安野モヨコがオタクキングであられる庵野秀明カントクのとこに嫁ぎ、オタ嫁となっていく生活を描いた漫画である。5ページほど読み進んで恐ろしいことに気が付いた。「か、かえるってオタ嫁だったんだ!」だってだって、このセリフ先週ゆったなあとか、このシーン現実生活で見たことあるとか、次のページもその次のページも思い当たるフシありまくりなんですもん。特に富士急ハイランドの「ガンダム・ザ・ライド」に乗った後の会話,
モヨ⇒「アムロが助けてくれてうれしかったね」カントク⇒「なぜ、ガンダムⅢのスピードでやらぬ」というトコ。かえるたちはガンダム・ザ・ライドに乗ったこともないのだが、もしも乗ったなら確実に一語一句違わぬ会話をしたであろうと想像できる一こまであった。そう、たしかにかえるの相方は誇り高きオタクである。何にというと、多すぎて困るのだが、彼の中でかえるは確実に30番目くらいのプライオリティなのはいつも感じる。スニーカー、スターウォーズ一年戦争、Tシャツ、その他のお洋服、バイク、車、F1、モモ・・・などなど。こう書くとオタクというよりは何にでも手を出すにわか野郎に見えてしまうが、いや、深いのよ、すべてが。まあ、それぞれについてはおいおい。と、いうわけで、この本はオタ嫁であるかえるの道しるべなのだね。熟読しなくちゃ。それにしても、出てくるひとこまひとこまにうなずいてしまう。かえるのウチだって大人買いされたスニーカーとフィギュアとおもちゃに占領され、「寝室だけはごちゃごちゃしてるのいやなんだからね」と言い放つも、「ヨーダさま、なぜ、ここに?」といった状態ですし。でもでもね、かえるは実はオタクがだーい好き。日本を、世界をここまで発展させてきたのはオタクのおかげなのだよ。確実に。だからちゃんとオタクを大切にしなくちゃ・・と思ったが、オタクは別に大切にしなくても勝手に生きていくので、むしろほっといたほうがいいともいえるかも。オタクは染るというし、相方は「チミはオタクの素質あり」というし、立派なオタ嫁となることができるのかねえ。かえる個人的にはにわかの頂点のような気がしてるんですけどね。